複利の力とは?通常の複利とインデックスファンドの複利効果を徹底解説

投資の世界でよく耳にする「複利」。 この言葉は、資産を雪だるま式に増やす最強の仕組みといわれています。 本記事では、通常の複利インデックスファンドの複利の違いをわかりやすく解説し、 初心者でも実践できるポイントを紹介します。

そもそも複利とは?

複利とは、利息が利息を生む仕組みのことです。 たとえば100万円を年利5%で運用すると、1年後には105万円になります。 次の年は、元本100万円ではなく105万円に対して5%の利息がつくため、 翌年は110.25万円になります。これを繰り返す事でその分だけ増加スピードが加速します。 このように「利息が元本に組み込まれ続ける」のが複利の魅力です。

単利との違い

一方で「単利」は、元本にのみ利息がつく仕組みです。 同じ5%でも、毎年の増え方は一定です。 複利では、増えた分も再投資されるため、時間が経つほど差が広がります。

項目単利複利
利息の対象元本のみ元本+利息
増え方一定時間とともに加速
長期投資との相性低い非常に高い

インデックスファンドの複利効果とは?

インデックスファンドでは、ファンドの概要では無配当、分配金なしが多いですが、実際には配当や分配金が自動的に再投資される仕組みを採用しているものが多く、 この「再投資こそが複利の源泉」です。 株価の上昇と分配金の再投資が組み合わさることで、長期的に大きなリターンを生み出します。

また、低コストで広く分散された市場全体に投資するため、 リスクを抑えつつ着実に複利効果を活かすことができます。 まさに「時間を味方につける投資」といえます。

複利効果を最大化する3つのポイント

  1. 長期運用を前提にする
    ─ 複利の効果は「時間」が最大の武器です。5年より10年、10年より20年運用した方が圧倒的に有利です。
  2. 再投資型ファンドを選ぶ
    ─ 分配金を受け取らず自動で再投資してくれるタイプを選ぶと、複利の力を最大限に活かせます。
  3. 手数料の低い商品を選ぶ
    ─ 信託報酬が高いと複利効果が削がれます。低コストなインデックスファンドを選びましょう。

シミュレーション:複利の力を数字で見る

たとえば、100万円を年利5%で運用した場合の比較を見てみましょう。

年数単利(元本+利息)複利(元本+利息)
10年150万円162.9万円
20年200万円265.3万円
30年250万円432.2万円

このように、長期運用すればするほど複利効果が強まるのが分かります。

注意点:インデックス投資は必ず「年利○%」で回るわけではない。

様々なところで、「インデックスファンドを年利5%で運用すると〇〇万円に」という文面を見ることがあると思いますが、インデックスファンドの成績は株式投資によるためプラスになる年もあればマイナスになる年もあります。もちろんマイナスとなれば資産は昨年に比べ目減りしているという事です。
冒頭の年利5%という数字は過去100年の株式市場の成長曲線を年平均で試算した場合、おおよそ5〜7%になるというところから算出されています。
つまり、長期投資の最終的なリターンを年に均せば結果としての年利は算出できますが、実際のところは未来を読む話になるため「わからない」ということになります。
ただし、市場はほぼ確実に成長していくため長期でのリターンは平均以上を期待できる可能性も十分にあるため一時的な下落で損切りせず長期を見据えて投資を行いましょう。

まとめ:インデックス投資は複利の力を最大限に活かせる

インデックスファンドは、時間を味方につけて資産を増やすための最適な手段です。 焦らず、コツコツと積み立てを続けることで、複利があなたの資産形成を後押ししてくれます。 今から始めても遅くありません。長期・分散・低コストを意識して、 複利の恩恵を最大限に活かしましょう。

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